【体験談】介護福祉士 実務者研修を受講して感じたリアルな学び

実務者研修

※この記事は、介護福祉士 実務者研修をすべて修了したあとに振り返ってまとめた体験談です。

介護福祉士を目指すうえで必須となる「実務者研修」。
自分はこの研修を、ケアマネ試験の勉強と並行しながら受講しました。

この記事では、

  • ケアマネを目指したきっかけ
  • 実務者研修の全体像
  • 実際に受講して感じたリアルな感想
  • 管理栄養士ならではの視点

を、実体験ベースでまとめています。
これから実務者研修を検討している方の参考になればうれしいです。

ケアマネを目指したきっかけ

管理栄養士として働いてきた自分が、ケアマネを目指すようになった背景には、
現在の仕事が「訪問診療の営業兼事務」だったことがあります。

この仕事では、日常的にケアマネと関わる機会が多く、
利用者さんを中心に、医師・看護師・ケアマネ・介護職がどう連携しているのかを間近で見るようになりました。

一方で正直なところ、
管理栄養士からのジョブチェンジだったため、介護や医療の制度についてはほとんど知識がない状態でした。
会話についていけない場面や、「これはもっと体系的に理解しないといけないな」と感じることも増えていきました。

そうした経験から、

  • ケアマネという立場をきちんと理解したい
  • 制度や支援の流れを表面的ではなく、構造として知りたい
  • 今後の仕事の幅を広げるために、ステップアップしたい

という思いが強くなり、ケアマネを目指すようになりました。

実務者研修を受けたのも、
単なる資格取得のためではなく、知識の補充と現場理解を深めるための一つのステップとして選んだ、というのが正直なところです。

ケアマネ試験に向けて自分がどのように勉強を進めてきたかは、こちらの記事で詳しくまとめています。

👉 【体験談】ケアマネ試験の勉強法|2月から始めて合格できたスケジュール

実務者研修ってそもそも何?

実務者研修は、介護福祉士国家試験を受験するために必要な研修です。

大まかな流れは以下の通りです。

  • 自宅学習(通信課題)
  • 通学講習
    • 介護過程Ⅲ:5日間
    • 医療的ケア:2日間

「通信」とはいっても、完全に在宅で完結するわけではなく、
演習や実技を含む通学が必須なのが特徴です。

実際に調べて感じた「実務者研修のリアル」

自宅学習(通信課題)について

自宅学習は、専用サイトにログインして問題を解いていく形式です。
問題は五肢択一式で、科目ごとに7割得点できればOK
7割に届かなくても、何度でもやり直せる仕組みなので、プレッシャーはそこまで感じませんでした。

問題自体は、配布されているテキストを読めば解ける内容が中心です。
テキストを一通り読んでから問題を解く、という進め方もできますし、
自分のように「問題を解きながら必要なところだけテキストで確認する」進め方でも十分対応できると感じました。

自分の場合は、ケアマネ試験の勉強と並行していたこともあり、
テキストをじっくり読み込むというより、問題演習を中心に進める形を選びました。

実際には、週末4日間(2025年8月23日・24日・30日・31日)で一気に終わらせました。
ケアマネ試験が10月にあったため、
「9月半ば以降はケアマネ試験対策に集中したい」という思いが大きかったからです。

ヘルパー2級を持っていたため免除があり、
自分の場合は11科目・275問
免除がない場合は、19科目・405問になるようです。

ボリュームはそれなりにありますが、
ケアマネ試験の勉強内容と被っている部分もあり、
結果的に復習にもなってよかったと感じました。

通学講習(介護過程Ⅲ)の内容と感想

通学講習では、

  • 介護過程Ⅲ(5日間)
  • 医療的ケア(2日間)

を受講しました。

介護過程Ⅲでは、
田中さんというおじいちゃん、佐藤さんというおばあちゃんの2事例をもとに、

  1. 情報を整理する
  2. 介護計画を立てる
  3. 模擬的に介護を行う
  4. モニタリング・評価をする

という一連の流れを学びます。

印象に残った介護過程Ⅲの初日

初日の目標は、

ICF(国際生活機能分類)の視点をもとに基本情報を整理し、
事例の方の生活の全体像を把握すること

グループワークで話し合いながら、
基本情報や課題分析項目(ケアマネが情報収集する視点)を確認し、
ICFに則って情報を整理していきました。

実際にやってみると、

  • この情報はどの分類に当てはまるのか
  • どこまでが心身機能で、どこからが活動なのか

と迷う場面も多く、正直難しさを感じました。

ただ、
ICFに基づいて情報を整理することで、
介護者個人の経験や価値観に偏らない、客観的で統一された介護につながる

という点は、とても大切なスタートだと感じました。

管理栄養士ルートとの違いを感じた点

管理栄養士ルートでケアマネを目指すと、

  • 制度や計画の理解はしやすい
  • その一方で、介護の実際の動きはイメージしづらい

というギャップを感じることがあります。

実務者研修では、

  • 声かけの仕方
  • 立ち位置
  • 相手の反応の捉え方

など、現場に即した視点を学べたのが大きな違いでした。

結論|介護を理解したい管理栄養士には「受ける価値あり」

実務者研修は、

  • 仕事と並行すると正直大変
  • ボリュームもそれなりにある

という側面はあります。

ただ、

  • 介護の考え方を体系的に学べる
  • ケアマネとしての視点がより深まる

という点を考えると、
介護を理解したい管理栄養士にとって、受ける価値は十分あると感じました。

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