実務者研修の「介護過程Ⅲ」は、“考えて書く”パートが中心で、つまずく人が多いところです。
僕も最初はICF整理で混乱して、「これ、合ってる?」って何回も止まりました。
ただ、日ごとの狙いが分かると、学びが線でつながって一気に楽になります。
この記事では、介護過程Ⅲ(1〜5日目)を体験談ベースでまとめ、各日のポイントとつまずきやすい所を整理します。
気になる日から読めるように、日別記事へのリンクも全部まとめました。
※これから実務者研修を受ける人へ:スクール選びで後悔しないために「費用・通学・課題」を7項目で整理しました。
▶ 実務者研修はどこで受ける?働きながら通う人の選び方7項目
この記事で分かること
- 介護過程Ⅲ(1〜5日目)の全体像と、日ごとのテーマ
- ICF→展開→援助方法の考え方(つまずきポイント含む)
- 田中さん・佐藤さん事例で意識した観察・声かけ・安全配慮
- 日別記事へのリンク(復習・確認用)
介護過程Ⅲって何をやる?(全体の流れ)
介護過程Ⅲはざっくり言うと、
①情報整理(ICF)→②課題の明確化→③援助方法の具体化→④実技→⑤評価(モニタリング)
という流れを、事例を使って回していく授業です。
ここが一番しんどいのは、答えが1つじゃないところ。
でも逆に言うと、「ポイントを押さえた上で、自分の言葉で組み立てる」のができればOKでした。
まず結論:介護過程Ⅲでつまずきやすい3つ
1) ICFの項目がごちゃ混ぜになる
心身機能・活動・参加・環境因子を混ぜると、後が全部ズレる。
2) 「課題」を大きくしすぎる
“できないこと”を書きすぎると援助が散る。
「生活で一番困っていること」を1文にするのがカギ。
3) 援助方法が「やってあげる」になりがち
助けすぎると本人の力を奪う。
先生の話でも「ADL至上主義じゃない」「助けすぎない」が印象に残った。
日別まとめ
1日目:ICFで情報整理(ここが最初の壁)
狙い:事例の情報を“生活の全体像”として整理する
- ICFで「何がどこに入るか」を揃える
- 田中さん/佐藤さんの情報整理シート作成
- 最初は時間がかかって当たり前。ここで基礎ができる
▶︎ 【体験談】実務者研修 介護過程Ⅲ・1日目|ICFで情報整理に苦戦した話
2日目:介護過程を文章化→援助方法の具体化(グループワーク中心)
狙い:「観察→解釈→援助」を言語化する
- 現場の受講者の声が参考になる日
- 正解がない部分は“自由な発想でOK”という先生の後押しが効く
- 「援助方法を考えるってこういうことか」が掴める
▶︎ 【体験談】実務者研修 介護過程Ⅲ・2日目|援助方法を考える一日
3日目:ボディメカニクス/価値観の尊重/移動・更衣の介助
狙い:安全・負担軽減を言葉と動きでセットにする
- 腰痛予防の原則(ボディメカニクス)
- 杖歩行の介助(田中さん想定)
- 失語症を想定したコミュニケーション(非言語/閉じた質問/短文ゆっくり/待つ)
▶︎ 【体験談】実務者研修 介護過程Ⅲ・3日目|ボディメカニクスと歩行・更衣介助
4日目:排泄介助(オムツ交換)と移乗・誘導
狙い:プライバシー配慮+声かけ+安全な移乗
- 目線、説明、同意の取り方
- “作業”にならない声かけ
- 移乗で焦ると事故る。手順を固定すると安定する
▶︎ 【体験談】実務者研修 介護過程Ⅲ・4日目|排泄介助と移乗で学んだ声かけ
5日目:モニタリングと評価(「やりっぱなし」にしない)
狙い:援助の効果を見て、修正する視点を持つ
- 観察の視点を言語化する
- 田中さん/佐藤さんの違いで見るポイントが変わる
- “評価→次の援助へ”が回り始める日
▶︎ 【体験談】実務者研修 介護過程Ⅲ・5日目|モニタリングと評価の視点
田中さん・佐藤さん事例で意識した「観察の視点」のコツ
- 移動:安全(転倒)/疲労/杖や手すりの使い方/声かけのタイミング
- 更衣:麻痺側の通し方/本人ができる工程の見極め/急がせない
- 排泄・移乗:プライバシー配慮/説明と同意/ボディメカニクス
- コミュニケーション(失語症想定):非言語/閉じた質問/短文ゆっくり/待つ姿勢
このあたりを押さえると、「観察→課題→援助」の流れが作りやすくなります。
よくある質問(Q&A)
Q. 介護過程Ⅲは何が一番難しい?
A. ICFで情報を混ぜないことと、「課題を1文にする」こと。ここが定まると援助が作りやすい。
Q. グループワークが苦手でも大丈夫?
A. 大丈夫。記録係など役割を持つと参加しやすいし、現場の声が一番の学びになる日もある。
Q. 事前に予習するなら?
A. ICFの枠組みだけ軽く。深追いより、当日メモして後で整理が効く。
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まとめ
介護過程Ⅲは、日ごとの狙いが分かると一気に楽になるパートでした。
まずは1日目のICFで土台を作って、2日目以降で「援助を組み立てる感覚」を掴む。
この流れが見えるだけでも、復習がやりやすくなるはずです。
気になる日からでOKなので、上のリンクから日別体験談も読んでみてください。


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